さようなら三沢光晴!お別れ会~追悼番組も
試合中に頭部を強打し、頸椎損傷に伴う頸髄離断で急死したプロレスリング・ノアの三沢光晴(享年46)の追悼番組が、全日本、ノアの試合を中継していた日本テレビで放送される。
番組タイトルは「プロレス界の盟主 三沢光晴 緊急追悼スペシャル」。7月5日午前1時半から1時間に渡って、全日本でのデビューからノアでの名勝負を振り返る。
三沢光晴は、プロレスリング・ノア広島大会で、試合中に倒れ救急搬送されたが、午後10時10分死亡した。
三沢光晴の通夜は都内の寺院でしめやかに営まれ、親族のほかにノア関係者、秋山準や丸藤正道、フリーの鈴木みのる、高山善廣らが参列。故ジャイアント馬場さんの夫人である馬場元子さんの姿もあった。
《三沢光晴の遺影》
死因はバックドロップによる頸髄(けいずい)離断と発表された。
小川直也は、「社長業しながら団体のメインをこなすのは大変な事だと思う」と、三沢光晴の激務について言及し、アントニオ猪木は、「男として最高の場所で旅立った。心からお悔やみ申し上げたいです」コメントした。
週刊プロレスは、その瞬間を捉えた連続写真を掲載しており、首都圏では発売と同時に完売状態。週刊誌としては異例の増刷が決定した。
三沢光晴にタッチが渡り、エルボーを連発しバイソンを止めコーナーに乗せる。そこへ斎藤彰俊が駆け付け、雪崩式アイアンクロースラムを炸裂。
タッチをもらった斎藤彰俊はカカト落とし、キチンシンク、顔面への串刺しニーリフトと三沢光晴に畳みかけ、急角度のバックドロップで突き刺した。
この角度は厳しい!
三沢光晴はそのまま動かなくなり異変を感じたレフェリーが直ちに試合を止めた。
《倒れた直後の三沢光晴》
会場は騒然。三沢光晴は息をしていない模様で、血相を変えてトレーナーらが駆け込む。医者の観客らにより心臓マッサージが行われ、心肺蘇生装置も持ち込まれる。
選手らはほぼ全員マットに上がり、「社長!」「社長!」と口々に叫ぶが、三沢光晴に反応はない。
しばらくして救急隊が到着し、サードロープが外されて搬出処置、担架に乗せ病院へと運ばれた。
騒然とする会場。森嶋選手会長が「三沢社長は容態がわかりませんが、選手一同無事を祈っています。本日はありがとうございました」とアナウンス。
肌の色がヤバイ・・・
三沢光晴は搬送先の病院で、午後10時10分死亡した。
試合中の事故とはいえ、三沢光晴にバックドロップをかけた対戦相手の斎藤彰俊の心中は、いかばかりのものか。
三沢光晴の最後の対戦相手となった斎藤彰俊、涙の土下座。
さようなら三沢光晴・・・・・
この勇姿が二度と見れないとは・・・残念だ
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ノアは三沢光晴別れ会を献花式をもって、7月4日に東京・ディファ有明で執り行うことを発表した。「故人を偲び皆様よりお花を手向けていただきたく存じます」としている。
■三沢光晴お別れ会~DEPARTURE~(献花式)
<日時>
7月4日(土)
・関係者受付 13:00~
・一般受付 14:00~
<場所>
ディファ有明(東京都江東区有明1丁目3番25号)
・ゆりかもめ「有明テニスの森」駅下車 徒歩3分
・りんかい線「国際展示場」駅下車 徒歩8分
※ディファ有明内に駐車スペースはありません
※公共の交通機関を利用してください
<ご参列いただく方へ>
献花用の花をご用意ください
<問い合わせ 供花申し込み>
株式会社プロレスリング・ノア